プロジェクトアセットニュース
「東近江市SIB マイ助産師制度・子育てシェアシステム実現プロジェクト」に取り組む、子育て支援団体ぐるりの家(以下「ぐるりの家」)の活動が進んでいます。
2018年10月11日(木)15:00-16:00に、事業者(ぐるりの家)と出資者の交流会を開催しました。
本レポートでは、その様子をご紹介します。


詳細:「東近江市SIB マイ助産師制度・子育てシェアシステム実現プロジェクト」 https://www.en-try.jp/funds/55
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~事業者出資者交流会~
はじめに、ぐるりの家の活動についてスタッフの大庭さんにご報告いただきました。

 
お母さん目線で地域に関わってきたぐるりの家は、活動の中で見えてきた子育て環境の現状から「お母さんが安心して出産、子育てをする環境が何より大切だ」という考えを持っています。
「妊娠期から子育て期までの切れ目のないサポートをしたい」という目標を持ち、ぐるりの家は子育てに関する支援を行ってきました。

ぐるりの家が活動を通じて提供していること
ぐるりの家には、「家」とは違う雰囲気があります。親子は程よい距離感で、心地よく過ごすことができます。

ぐるりの家に参加したお母さんは、子育て仲間を作っています。

仲間ができることで、それまで独りで抱えていた子育てに関する不安や苦しさを和らげることができます。
気兼ねなく頼り合える関係性を作っています。



活動を通じて見えてきたもの
ぐるりの家のスタッフは、助産師による「1対1」のサポートを受けた方ばかりです。
そのため、ぐるりの家のスタッフは「1対1」のサポートが当たり前の感覚にありました。
しかし、色んなお母さんを知る中でそれが普通ではないことに気付きました。
そして、子育てに苦労をしているお母さんの多さに驚きました。
ぐるりの家のスタッフは、ぐるりの家に集まるお母さんたちと近い距離、感覚にいるためどんなサポートが欲しいのか、どんな場所があれば子育てが楽しくなるのかを考えることができます。


 
お母さんたちが抱える課題は複雑です。
ぐるりの家は、子育てに関する支援には、以下の3つのことが必要だと感じています。
①    妊娠期から相談できる場所があること。
②    1対1、グループで顔の見える人がいること。継続したサポートが必要なこと。
③    気軽に足を運べる場所があること。

これら3つを実現するためには、「マイ助産師制度」と「子育てシェアシステム」の構築が必要になります。
現在ぐるりの家は、「マイ助産師制度」と「子育てシェアシステム」構築を目指しながら、成果目標達成に向けて活動を進めています。

成果目標
ぐるりの家のこれまでの取り組みとつどいの広場での情報収集機能を活用し、ぐるりの家ならではの子育ち親育ちのコンセプトを掲げ、持続可能な活動の構築を試みています。
①    活動のミッション、コンセプトをふまえた8種類のイベントを企画開催する。
②    イベント等への参加者に対しアンケートを実施し、ニーズを把握する。
③    団体ならではの「子育てシステム」を次年度から運用できるよう事業計画を作成する。

本SIB事業 成果目標達成に向けた取り組み状況(2018年度)
・8/25(土)
「カレーと加齢とオレの関係」開催
▶お父さんを対象にしたイベントです。
「僕たちだって家庭や子育てのことを考えたい!(考えている!)」といった、お父さんたちの主張を聞く場です。お父さんの主張を聞いて、お母さんたちも新たな発見があったり、改めて子育てについて考えたり、お父さんとお母さんで話し合う場所になりました。



・9月開始
「子育て研究所」所員募集スタート
▶「何かしたい!」という思いを抱くお母さんたちで研究所を作りました。
「仕事以外の楽しいことややりがい」を研究(模索)しています。
現在、「イケメンかるた」を制作中です。

・ 9/22(土)
「赤ちゃん休憩所プロジェクト」
▶五個荘地区中山道灯り路へ参加し、4ヶ所の休憩所を子育て世代が使いやすいスペースをプロデュースしました。


 ・9/27(木)、10/2(火)、10/3(水)
 「ピザをたべる日」 開催

 
 ・10/29(月) 
「おいしいおはなし」開催
 ▶親子が森で過ごせるイベントを行いました。


 ・11/22(木)
「リアル子育て討論会」開催

 ・12月予定
「家族写真館(仮)」開催予定

 ・1月予定
「お産サミット」開催予定

上記のスケジュールの他にも、様々な活動をしています。その中で4つを紹介します。


お父さんのベビーマッサージ会を開催しました。
普段、赤ちゃんと触れ合う機会が少ないお父さんにとって新鮮な時間となりました。



小学生を対象に、小学生自身がお腹にいた頃、お母さんはどんなお腹の重さでどんな日々だったのかを知ってもらう体験会を行いました。
小学生と赤ちゃんが交流できる場は珍しく、兄弟姉妹のような関係を地域で作る機会にもなりました。



ぐるりでおでんの屋台を出しました。
1回目の実施にも関わらず、50名以上の参加をいただきました。
好評だったため、2回目の実施も予定しています。



「ふらっとまざろうわくわくこらぼ村〜一日限りのしみんの村〜(以下「わくわくこらぼ村」)」の「コミュニティビジネス成果発表会中間報告」で本SIB事業の活動状況についてご報告しました。
(日時:2018年12月1日10:00-15:30、場所:ショッピングプラザ アピア4階)

わくわくこらぼ村は、年に1度、東近江市内で活動する地域団体が集まり、各団体が様々な形で活動の成果をお披露目する場所です。
地域団体は、展示や体験、商品の販売、ステージ発表を行います。
参加者は、様々な体験ができ、ここでしか聞けない話や手に入らないものを見つけることができます。


ぐるりの家は、本SIB事業の活動状況を報告後、スタッフ、サポーター、応援者募集の案内を入れたティッシュを配布しました。

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最後に、出資者から事業者へ質問や意見を沢山いただきました。

質問① “どんな風に「マイ助産師制度」を広めたいのか?”
▶お母さんたちの目線から広めたいです。
お母さんたちの声、ニーズ、お産のお話1つ1つを拾っていきたいです。そして、「1対1」のサポートを求めているお母さんと助産師をつなげる役目をお母さん目線で行っていきます。

質問②“「マイ助産師制度」構築は容易ではなさそうだが、その点についてどう考えているのか?”
▶「マイ助産師制度」の制度自体をすぐに変えることは容易ではありません。お母さんたちの想いや実態を伝える場をまずは積極的に作りたいと考えています。

質問③ “話を聞いて、ぐるりの家はお母さんたちの「駆け込み寺」のような存在になっていると感じた。実際はどうなのか?”
▶お母さんたちの相談事、心配事を一緒になって悩んだり励まし合える仲間を見つけることができる場所です。子育ての楽しさを皆で共有して楽しいことを大きくします。子育ての大変な部分を分け合って小さくするような、そんな場所です。

意見① “今日お話を聞いて、改めて出資して良かったと感じた!地域の子育て環境を良くすることは、地域の未来を明るくすることにもつながる。引き続き頑張って欲しい!”
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事業者出資者交流会を終えて ぐるりの家スタッフよりお礼


出資者の皆さまとお会いすることができ、ぐるりの家に足を運んでいただき、大変嬉しかったです。
これまでの活動報告について温かく耳を傾けていただき、さらに意見交換の時間では具体的なお話をすることができ、とても有意義な時間となりました。
何より「ここに出資してよかった」「これからの活動に可能性を感じる」といったお言葉をいただき応援してもらえる喜びと、皆さまの存在がぐるりの家にとって大きな力になっていることを改めて深く感じることができました。
この度はご参加いただき誠にありがとうございました。
出資者の皆さま、引き続きぐるりの家をよろしくお願い致します。
 
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